令和最新アニメ『うる星やつら』見ました?
正直なところ全然期待していなかった。
今時なんでうる星?
どうせ原作もアニメも超えられないだろ。
みたいに思っていました。
確かにオリジナルは偉大過ぎるので超えるのは難しい。というか無理。
でもそれはジョイナーの記録が破られないのと同じようなもんで、もともとが偉大過ぎるからしかたないんです。
でも、今日最新の『うる星やつら』を見て、令和最新のラムちゃんやあたるやしのぶを見て、
めちゃくちゃ感動しちゃいました。
いろいろ語りたいことはあるんです。
なんならワンカットごとにコメントを書いていきたい勢い。
令和最新のしのぶかわいすぎるだとか、萌え要素がふんだんに盛り込まれながらそれでいて80年代のエッセンスは抑えているところだとか、最新と言っているけれど、00年代のハチャメチャラノベっぽい雰囲気だなとか語りだしたらキリがないです。
そんな最高の令和最新アニメ『うる星やつら』なんですけれど、OPの映像が特によかった。いやEDが悪かったってわけじゃないですよ。「コズミックサイクラー」や「chance on love」のオマージュってのも素晴らしいですし、いろいろな服装のラムちゃんもかわいい。
だけどやっぱりOPが私的にはすごくアガったので、OPについて語ろうと思います。
最初インベーダーゲームから始まりますけれど、これは結構新鮮。
ただあたるが💛打つインベーダーにしゅがあ、じんじゃあ、ぺっぱあがいるのはちょっと解釈違いです、だってガキ過ぎてあたるは相手にしてないわけですから。まあそんなことはどうでもいいことですね。
そしてネオンと共にタイトルロゴがドーン。
タイトルロゴが昔とほとんど同じなのは素晴らしい!
ここでいっきに引き込まれます。
そして次のカット。
原作のラムちゃんが切り抜かれて背景に流れます。やっぱ初期ラムちゃんの吊り目もいい。頬杖ついているあたるはラムのラブソングのOP映像のラストからでしょうかね。
上からぶら下がって「バァ!!」ってやるラムちゃんは今までのアニメ化ラムちゃんのなかでも一番原作ぽい。
次のカット
ガールハントに興じるあたる。やっぱあたるが走っているシーンは一番うる星ぽい!これで百メートル7秒で走るんですから驚きです。
次
スマホを使っている!!!時代は昭和か令和か?
そしてライトを持ったあたると踊るラムちゃん。
これですよ。踊るOPEDといえばうる星。ほぼ元祖みたいなもんなんですから、やっぱり踊らないと。振付は流石にサタデーナイトフィーバーではないですが、これもまたいいですね。
そしてジェットコースター。あたるとラムが遊園地に行く回を思い出しますね。ローラースケートの回ってやるのかなあ。そういや「最後のデート」でも遊園地いきますよね。
そして次
原作の表紙絵だけじゃなくて、過去のうる星作品がいくつか出てきますね。
にわかなんで(というか年齢的に)『ラムのウエディングベル』くらいしかゲームはわかんないんですけれど、あのRPGぽいやつはなんでしょう。
ADVぽいやつは『ディア・マイ・フレンズ』かなあ。それとも『エンドレスサマー?」ちょっと調べてみようかな。うる星試験に出そうな問題です。
ギャルゲーぽい画面。ギャルゲーってうる星の子供みたいなとこありますもんね。ちなみにしのぶがラムに入れ替わるのは、旧アニメのアイキャッチからでしょうね。そしてスライドするとtiktok。
時代を縦横無尽の駆け回る。うる星はいつの時代だって不滅です。
ラムのラブソングのダンスから、人差し指をたてた「いっちばーん!」のポーズでウインク。「コズミックサイクラー」ですか。そうですか。
螺旋階段。なんか『うる星2』ぽい。永遠に続く鬼ごっこがうる星ですもんね。恋のメビウスですよ。
いろんな恰好をしているラムちゃん。
ラムちゃんってトラ柄ビキニのイメージが強いけれど、いろんな恰好するのが魅力なんですよ。新アニメは髪が反射して色が変わるということも再現されているので、よりおしゃれ感がでていてほんと素晴らしい。
あとラムちゃんがたくさんいるのって、ランちゃんのせいで増えたりするのもあるけど、アニメも原作も結構ラムちゃんのデザインに差があったりして、そんなラムちゃんの複数性が表現されているのかもなんて妄想。
そしてラスト。夢落ち。やっぱり『うる星2』ぽい。そしてあたるとラムですね。最後のカットは原作のラストっぽい。
とまあこんないろいろな想いがOP見ただけで溢れてくるわけですよ。
もちろん新アニメは私の大好きな押井ぽいハチャメチャさはあまり期待できないし、1話見る限りかなり現代風にキャラクターがリファインされていて、原作再現というよりリメイクといった様子。
それでもやっぱりうる星ぽさはそのままにあって、ものすごく愛のある作品だなと感じました。
私はうる星を知ってからまだ10年くらいしか経っていないですけれど、それでもこんだけ新作に感動することができました。それならきっと古参ファンの方も楽しめる出来になっているのでしょう。
またまだ『うる星やつら』を見たことがないというひとも、思ったよりも昭和そのままというわけではなく、令和というより平成ぽいのりに調整されていたので、きっとすんなり楽しめるんじゃないかなと思います。
ぜひぜひぜひ『うる星やつら』をみなさんみましょう。
もし旧作に興味があるってひとがいたらこちらも御覧下さい。
うる星沼に君もつかろう!
それでは