Z世代の代表 作品紹介

一号とRYANAがZ世代ならではの視点でさまざまな作品を紹介します。

『世界中で大ブームを起こした萌えアニメ・『マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜』は必見です』

どうもお久しぶりです。

 

ブログ一年目、Z世代の代表RYNAです。

 

ところでみなさん。萌えアニメは好きですか?

何と言っても現代社会。絆の弱まったゲゼルシャフトの中では精神がすり減るばかり、たまにはかわいいキャラクターでも眺めて癒されたいという人は数多くいることでしょう。

 

そうした需要の中で生まれたのが、萌えに特化した作品たち。

 

アニメなら『ご注文はうさぎですか?』だとか『ご注文はうさぎですか??』だとか『ご注文はうさぎですか? Dear my sister』だとか『ご注文はうさぎですか? BLOOM』だとかいろいろあるわけです。

 

 

そしてそんな萌えアニメですが、実は世界に目を向けると、日本国内では考えられないほどのブームを巻き起こした作品があるのをご存知でしょうか?

 

 

そしてその作品とは……

 

"MY LITTLE PONY FRIENDSHIP IS MAGIC"

 

神アニメです。萌えアニメです。

さあみましょう。


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☆☆☆

公式です 3期まで日本語で全話

Youtubeで見れます

☆☆☆

(4期は毎週一話ずつ更新中)

 

 

と言ってもいきなりこれを勧められてもなんだこれ?ってなりますよね。

海外の作品についてあんまり知らないひとにとってはハードルが高いかもしれないです。

ということで軽くどんな作品か説明していきましょう。

 

2010年代、全米で爆発的に大ヒット

 

そもそもこのアニメはなんなのか。

もともと『マイリトルポニー』と言うのはハズプロ(人生ゲームやモノポリー、ツイスター、トランスフォーマー等を販売しているおもちゃ会社。日本で言うとバンダイやタカラみたいなもん)のおもちゃ。1980年代から定番のおもちゃであり、アメリカでは女の子向けとして定番のおもちゃとして有名でした。

そして”MY LITTLE PONY FRIEND IS MAGIC”(以後FIM)はその4世代目のおもちゃの販促アニメとして2010年から2019年まで全222話+映画・スピンオフ等放送されたものです。言ってしまえばプリキュアとかジュエルペットとかミュークルドリーミーみたいなもんですね。

 

そして本作、ターゲットは10歳以下の女児とその保護者だったはずがなぜか成人男性に大受け。

 

あまりの反応のすごさに BBCやABCなど大手メディアが特集を組むなど大きな話題になりました。

 


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それはどのように受容されたのか。

日本で例えるなら『プリキュア』『ラブライブ』『ごちうさ』と『東方』を足したような(足しても足りないくらいの規模)感じです。

巨大なファンダムが出来上がり、彼らはブロニ―(Brother+ポニー、後にペガシスターという呼称も)と言われる集団を形成、英語圏インターネットカルチャーの中でも大きな位置を占めることになりました。

 


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例えばこの”Discord”という曲はマイリトルポニーの二次創作です。Spotifyでも2億回近く再生されており、King Gnuの「白日」よりも再生されています。

Youtubeを見れば確認できますが、このグループはマイリトルポニーの二次創作から出てきたユーロビートグループ。

日本で言えばIOSYSが一番近い存在ですね。ちなみにアニメ『日常』をテーマにした曲も発表しています。

 


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これはポニーが現実に存在するということを証明する二次創作。

 

このほかにも日本では考えられないレベルの二次創作がたくさんありますがあまりにも多いので割愛。昔のニコニコ動画の『東方』をはるかに超えるような数の二次創作がYoutubeに上がっています。

ちなみにここで載せたらBANされるような大人向けのコンテンツも無限にあります。(ちなみにアニメ抱き枕は英語でdakimakuraと呼ぶらしい)

このように大人も子供にも大人気だったFIMですが、本編はどのような内容だったのでしょうか。

 

世界観と主要キャラクター

 

 

世界観から

 

ポニーと言ってもただの馬たちではありません。

 

魔法がつかえるユニコーン

 

 

次に空を飛べて天候を操れるペガサス

 

 

そして農作業が得意なアースポニー

 

(ただの馬じゃんと思ったあなた。差別はいけませんよ)

 

この三種のポニーたちが仲良く?暮らす国、エクエストリアが物語の舞台です。

 

主要登場人物

 

トワイライト・スパークル

(真ん中紫)

本作の主人公。

とっても優秀なユニコーンですが本以外に友達がいません。

真面目な反面、融通が利かないところがありよくてんぱります。

司るのは魔法

日本語版のCVは沢城みゆき

 

フラッターシャイ

 

その名の通りシャイなペガサス

ウィスパーボイスがかわいい。美少女。

動物と話すことができます。

司るのは優しさ

 

レインボーダッシュ

 

すぐに調子に乗るお調子者のペガサス

なんかめちゃくちゃ飛ぶのが速いです。ワンダーボルト(ようは空軍パイロット)に憧れています。

ちなみにファンに変態が多い(偏見)

司るのは忠実

 

ラリティ

 

ファッション警察のユニコーン。よく暴走します。

化粧が濃いので泣くとと黒い涙を流します。

歌が格別にうまいです。

司るのは大らかさ(気前の良さ?)

 

アップルジャック

 

ポニービルの近郊にリンゴ大農場を営むアップル家の娘。アースポニー

訛りがひどいです。ちなみに幼少期から農作業をしていてしっかりもの。

そして嘘をつけないいい子です。でもまっすぐすぎてたまに面倒。

司るのは誠実

 

ピンキーパイ

 

物理法則を無視できるポニー。一応アースポニー

早口で言葉遊びを駆使したマシンガントークをするトリックスター。パーティ大好きな真のパリポ(パーティポニー)

基本的にギャグ枠なのに、シリアスだとホラーになる。

司るのは笑い。

 

キューティーマーククルセイダーズ

(小さい三匹)

こども枠

トラブルメイカー。

かわいい

 

 

キャラクターの雰囲気と世界観と設定は下に貼ってある『冬の総括』の歌パートをご覧になってみれば大体わかると思います。

エクエストリアでは寝ていては春は来ません。

なのでポニーたちが力を合わせて渡り鳥を誘導したり、雪雲を片付けたり、雪かきをしてやっと春が来るのです。

 


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具体的にどんなお話なの?

 

戦闘描写もありますが大きな事件は基本シーズン最初と最後の2話でそれぞれ解決し、シーズン最後の2話までは基本的に日常回が続くことになります。

(つまり26話中22話は日常回。これぞ萌えアニメ

 

そしてその他日常回もバトル回もバラエティー豊かで、かなり面白いです。

一応子供向けなので、教訓じみたものがあるのですが、まとめとして使っているだけなので説教くさくありません。

そしてシーズンを追うごとに教訓パートは減っていきエンタメ重視になっていきます。

 

 

どんなエピソードがあるのか。あんまりにも多種多様なシナリオがあるのですが。

 

センスの欠片もないクライアント様の無茶な要望に振り回される話だとか

 

ちょっとした誤解で友達に嫌われたと思い込んで、精神的に病んで石に話しかける話だとか

 

手造りのサイダーを売っているところに機械でサイダーを作る商売ポニーがやってくる話だとか

 

村全員の才能を均質化して、ガチの洗脳部屋にぶち込む、平等を掲げた独裁者とバトルしたりだとか

(ヒューゴ賞に〈悪ふざけで〉ノミネートされたエピソード)

 

トワイライトが本を出版したらアンチや信者が大量発生してしまう回だとか

 

諍いが絶えないからと話すことを禁じた村を訪れるだとか

 


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(無茶なクライアントに答えるラリティの歌。

クライアントR「よくわかんないけどもっとクールで。20%増しでクールでよろ!」

クライアント「いろいろ注文付けたけど予算は守ってね」)

 

とこんな感じでとにかくバラエティ豊か。

 

頭おかしいんじゃねえのってノリの回から、(嫌味のない)風刺、心温まる友情回、濃い百合、そして唐突に始まるミュージカルパート。

本当に様々な回が揃っております。

プリキュアやミュークルドリーミーよりも少し過激で歌劇な回が多い作品ですね。

でも基本的には女児向けなのであんまりにどぎつい展開はあんまりありません。

(マインドコントロールくらいはあります。でも友情は魔法なので丸く収まります。)

恋愛描写もほぼないです。

そして主要キャラクターの8割以上が女性です。

 

もうこれはみるしかないでしょう。

 

ここで萌え要素としてめちゃくちゃかわいところををいくつか紹介しておきます。

 

結局この作品が人気になったのはかわいからなんです。

 

必見。これ見ろ


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スピンオフ『エクエストリアガールズ』について

こんなかわいいポニーたちですので、もともと二次創作として擬人化されたイラストが結構存在していたようですが、まさかの公式でも人化するスピンオフが発表されます。

 

その名も『エクエストリアガールズ』

 

映画4本と短編・tvシリーズが何本か製作されました。

 

内容はエクエストリアから鏡を通って人間界に移動するという異世界もの。

本編とのつながりもあります。

基本ディズニー作品のようなミュージカルなので、見どころは歌。

二作目の『戦記絶唱シンフォギア』のような歌バトルはしびれます。

 


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(まあ3億再生ぐらいは普通ですよ。)

 

こちらもキャラがかわいいのでぜひ

 

 

終わりに

 

FIMが最高の萌えアニメだということは伝わったでしょうか。

最後にどこで見れるかということなんですが、残念ながらnetflixには一期しかないんです。

 

しかししかし日本語の公式チャンネルで3期まで吹き替えが見れます。

これはありがたい。

 

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どう見てもあやしい雰囲気ですがこれはガチで公式。

3期以降の吹き替えを担当されていた声優さんもツイートしていましたし、wikiにも載っているので間違いありません。

 

今のところ6期まで吹き替えがあるそうなのでそのうち更新されるでしょう。

 

どうしても英語版で見たいという人に心強い味方として、fandomにすべてのスクリプトが掲載されています。英語の勉強にもなるのでぜひ。

mlp.fandom.com

 

また日本語のブログでこのスクリプトを翻訳しているものもあるので探してみましょう。

 

今回はこの辺で終わりです。

実はもっともっと書きたいこともあるのですが、長くなるのでこの辺で。

 

それではまたお会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

 


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(推しについて一ミリも説明できなかった)